高知龍馬マラソン(その2)
こんばんは。みぃのパパです。
昨日書いた高知龍馬マラソンレポートの続きです。
その1はこちら
- 20km~25km(4'39"-4'26"-4'39"-4'35-4'33")
20㎞手前から、高知龍馬マラソンの最難所である浦戸大橋の登りが始まります。コースの高低差図によるとこの区間は1㎞で45mほど登ります。去年はこの坂を意識しすぎ、前半あまりペースを上げられませんでした。
今年はもうここにくるまでヘロヘロの状態だったので、もうここまでか、とも思っておりました。
が、登り始めたら、あら不思議、足首の痛みがなくなるではありませんか。確かに登りだと足首の可動域が小さくてもしっかり脚を動かせるためでしょうか。痛みがないので、スイスイと進みます。もともと割と登りは得意としているので、あれよあれよとどんどんランナーを抜いていきました。
浦戸大橋の頂上を過ぎて、下りに入っても足首の痛みは治まったままでしたので、そのまま快調に飛ばすことができました。
ハーフは1時間40分で通過。このままだと3時間20分切りは苦しいですが、後半あまり落ち込まなければ、最低限の目標のサブ3.5は行けそうな感じがしました。
その後も4分30~40秒のペースを維持でき、ここが今回一番気持ちよく走れた区間となりました。
- 25㎞~30㎞(4'45"-4'36"-4'41"-4'47"-4'58")
この区間は太平洋を左手に見ながら、ひたすら西の仁淀川河口を目指します。応援も多く、沿道の方からはゼッケンに大きく書いてある「千葉県」を見て、「千葉県、頑張れ!」とか「千葉から遠いところ来てくれてありがとう!」などといった声がかかりました。そんな声援に押されて、足首の痛みも治まったままで、少し落ちたものの、ここも4分台のラップで通せました。
スライド区間で、トップランナーとすれ違います。あまり有名な選手は出ていないので、誰かはわかりませんでしたが、何人かには「頑張れ!」とエールを送りました。
- 30km~35km(5'01"-5'01"-4'49"-4'38"-4'59")
コースは仁淀川を越え、少し行ったところで折り返します。実は25㎞を過ぎてから時計を見ないで走ることにしました。なので、この辺りはあまりペースは意識せず、体の感覚で楽に走れるところで走っていました。風がほとんどなかったので、折り返したら向かい風だったとか、風の影響は受けませんでした。
そばを走っていた2人組のランナーが「今のペースだと3時間15分切りは苦しいけど、このままいけば20分は切れるかな」と言っていたので、自分もそれくらいではゴールしたいなと考えておりました。しかし、その2人組にしばらくしたらちぎられました(汗)
- 35km~40km(4'53"-4'48"-5'05"-5'14"-5'10")
折り返してから海沿いはしばらくスライド区間が続きますが、都市型の大会ですので、目標タイム4時間~5時間台くらいがボリュームゾーンなのか、反対側はランナーが全く途切れません。知り合いは走っていませんが、すれ違うランナーを観察しながら走るのは気が紛れてよかったです。ただ、37㎞過ぎて海岸線に別れを告げるとあとはまた田舎道をひたすらゴールの春野陸上競技場を目指すこととなり、テンションがやや落ちました。それでも沿道からの応援は相変わらず熱かったです。
- 40㎞~ゴール(5'12"-5'19")
40㎞地点を過ぎたらあとは競技場まで登っていきます。特に最後の1㎞の登りは、佐倉朝日健康マラソンのゴール前よりももっと距離も斜度もある急な坂になっていて、ここはかなり苦戦しているランナーがたくさんいました。自分もすでにヘロヘロになっていて、登り坂は得意であっても、この区間ではそんなに抜くことはありませんでした。(あとで応援ナビを見たら、40㎞からゴールの間で11人は抜いたみたいですが・・・)
競技場に入り、ゴールが見えてきたら、あとは最後の力を振り絞り、トラックを周りました。第3コーナーで一人抜いて、ゴール!
グロスタイムは3時間23分23秒でした。
ゴールした後はコースに一礼し、フィニッシャーズタオルの受け取り、チップ取り外し、給水、記録証発行と進みます。総合順位は409位。50歳台は51位でした。
記録証発行のところで、高知の友人の同僚ランナー(Nさん)から声を掛けてもらいました。ほぼ同じタイムでゴールしたようです。
そのあと、手荷物受取場所に移動している最中に両足のふくらはぎが攣りはじめ、途中何度も立ち止まる始末。この日が初対面だったにも関わらず、Nさんに助けてもらいました。申し訳なかったです。
終わった後は、Nさんと一緒にシャトルバスでスタート地点の県庁前まで戻り、三翠園のお風呂に入って汗を流しました。
打ち上げは昨年と同様中央公園前の葉牡丹でやりました。高知の友人とNさん、あともう一人の同僚の方の4人で3時から高知のおいしいものを肴に飲んだくれました。
今回が52回目のフルマラソン完走となりましたが、今回のタイムは悪いほうから2番目でした。でも、左脚のシンスプリントがなかなか治らず、DNSかと思われた中で強行出場したことを考えれば、このタイムで完走できたことだけでも上出来です。また、終わった後もそれほどダメージは残らず、シンスプリントも悪化せず、再起不能にならなかったことはよかったです。
多少故障してても、本人のやる気次第で、何とかなるもんだと改めて認識できた大会でした。
左脚のシンスプリントはまだまだ治りませんが、アイシングやストレッチを毎日欠かさずにやって、次戦3月1日の千葉県民マラソン(ハーフ)には間に合わせます!(今度こそ)
ということで、高知龍馬マラソンレポートはこれまで。